• 引越しの荷造りはいつから?どこまでやればいいの?コツや順番も伝授!

     

     

    引越し作業で一番時間がかかるのが、荷造りとなりますのでいつからやってどこまでやるのか?また荷造りのコツを見ていきましょう!

     

    荷造りはいつからやるの?

    荷造りを始める時期は、荷物量にもよりますが、1か月前~3週間前には始めるようにしましょう。

    もし引越し当日までに間に合わないと追加料金が発生してしまいます。

    また、2か月前ぐらいから見積もりを取り、依頼した業者からダンボール等の梱包資材をもらって下さい。

     

    どこまでやればいいの?

    荷造り荷解きサービスを業者に申し込んでいない場合は、ダンボールに入る荷物を、全て梱包していかなければいけません。

    梱包しなくて良い荷物は、

    • 新居先に持っていかない処分する不用品
    • 大型家電や家具一式
    • 自転車や物干しざおなどダンボールには梱包出来ない荷物

    ゴミ袋に詰めると破れるので業者も運んでくれません。ですので、必ずダンボールに梱包して下さい。

     

    荷造りのコツや順番は?

    荷造りの前に先にやる事として、不要品の処分から必ず始めて下さい。

    一部屋スペースを開けて、要るもの・要らないものをふるいにかけて行く方法がお勧めです。

     

    必要な物を選んでから荷造りに入りますが、日常生活に必要ないもの、普段使っていないものを玄関から遠い場所から順に荷造りを行っていきます。

     

    荷造りに必要な資材

    • ダンボール
    • ガムテープ
    • 緩衝材又は新聞紙
    • ハサミやカッター
    • マジック

     

    ちなみに、必要になる段ボール枚数の目安は1人分で15枚~20枚程度、ご家族なら80枚程度は使用します。

     

    段ボールには案外少ない荷物しか詰めれないので、業者から無料でもらう場合は最大限の枚数をサービスしてもらうようにして下さい。

     

    また、段ボールのサイズには大、中、小サイズありますが、

    • 大には洋服やおもちゃなど詰めても重くならない荷物
    • 中にはキッチン周りの食器やコップ、また洗面台周りの化粧品類など
    • 小には本や雑誌類、CDやDVDなど を詰めていきます。

     

    基本的には詰め終わった後に、持ち上げてみて運搬時に重過ぎなければ良いというイメージで大丈夫なので、このサイズにはこの荷物!と決めつけずに梱包して行きましょう。

     

    また、マジックで何を入れたか、新居先のどこで使うかも忘れずに記載しておいて下さい。

     

    衣類の荷造り

    衣類は、引越し日まで着るものを選んでからその他の洋服を梱包して行って下さい。

    シーズンごとに分けて、誰の衣類と大きく段ボールに記載しておきましょう。

     

    食器やグラスなどの割れ物類

    食器やお皿の割れ物は一枚ずつ緩衝材で包むのが理想ですが、面倒な場合は重ねてから新聞紙でまとめてくるむという方法(割れる場合もあります)もあります。

     

    グラスは面倒でも1個ずつ包んで梱包していきましょう。

     

    詰め終わったら、持ち上げて音がガチャガチャしないか重すぎないかの確認を行ってください。

    隙間には新聞紙を丸めて詰めておくことも忘れずに。

    もし、荷造りに不安がある場合は、封を閉じずに当日に業者に確認をしてもらって下さい。

     

    包丁やハサミの荷造り

    包丁やハサミは刃先の方をダンボールを切って巻き、ガムテープでグルグル巻きにして下さい。

    刃先が運搬中に飛び出るとダンボールを突き破り怪我の元になりますので必ず固定をするようにしましょう。

     

    本の荷造り

    本類は横積みではなく、縦にして詰めていくと運搬時に傷みが少なくなります。

    こちらも詰め終わった後、持ち上げてみて持てる重さの確認を行ってください。

    重すぎると従業員も持てませんし、ダンボールが底抜けする要因になります。

    また詰め終わった後はすき間に新聞紙を丸めて詰めて本が動かないように固定して下さい。

     

    荷造りはあれこれ考えると手が止まりますので、とにかく出来る事から少しずつでも始めていきましょう!

  • 引越し料金の目安や仕組み!どうやって決まるの?

    節約する主婦

    引越しの際は前もって予算を立てることが必要不可欠です。

     

    大まかな引越し予算の目安は、通常期の単身で約4万円、2人で7~8万円、3人の場合は9万~10万円、4人なら11~12万円です。

     

    ただし、通常期と繁忙期(3~4月)によって料金がぐっと変わるため注意しましょう。

     

    繁忙期の場合、通常期と比較して最大で1.5倍ほどに跳ね上がります。

     

    単純計算ですが、単身の場合は6万円、4人なら15万円前後が目安になります。

     

     

    また、引っ越し費用は移動する距離によっても変わるので注意が必要です。

     

     

    例えば、3~4月頃に単身で15km前後の移動する場合は4万円程度で済みますが、500kmを超えると7~8万円になります。

     

     

    また、繁忙期に4人家族で長距離の引越しをするとなると、費用が25万円を超えるケースも珍しくありません。

     

    引越し料金の仕組みや決まり方を確認!

     

    引越し料金の内訳は、

    • 基礎運賃
    • 実費
    • オプション費用

    に分けることができ、全て加算された上で引越し料金が決まります。

     

    基礎運賃

     

    基礎運賃はトラックの利用料金で距離制運賃と時間制運賃に分けられます。

     

    使い分けとしては、

    • 引越し距離が短く付帯作業が多いなど時間を拘束される場合は、時間制運賃
    • 引越し距離が100㎞以上離れている場合には、距離制運賃が適用されます。

     

    時間制運賃表
    時間/利用トラック 2tトラック 4tトラック
    4時間制 23,440 27,470
    8時間制 39,060 45,790

     

    距離制運賃表
    距離/利用トラック 2tトラック 4tトラック
    10㎞ 15,790 18,060
    50㎞ 23,040 26,480
    100㎞ 32,090 37,000
    500㎞ 104,720 119,960
    1000㎞ 195,420 223,560

     

    トラックの利用料金だけでこれだけ費用がかかるので、いかに引越し費用が高くなるのか分かると思います。

    さらに、土日祝日や繁忙期とは2割から3割程度の割増料金が追加されます。

     

    実費

    実費には含まれるのは主に2種類です。

    • 人件費
    • 梱包資材費

    人件費は、各社異なりますが、平均的に1名につき15,000円~20,000円程度

    梱包資材費は、ダンボール代やガムテープ、布団袋やハンガーケースのレンタル料が含まれます。ただし、無料の業者も多いため要見積もりです。

     

    オプション費

    オプション費には、

    • エアコンの脱着費
    • ピアノや車の陸送費
    • 不用品の処分費用
    • 家具や家電の取り外しや取り付け、解体や組み立て費用

    が含まれます。このように、引越し費用は非常に複雑な内容で成り立っています。

     

    以上が引越し料金の仕組みや決まり方になります。

     

    訪問見積もりに料金ってかかるの?

     

    引越しの際には必ず訪問見積もりを行いますが、かかる費用は無料です。

     

    内金や手付金の支払いはトラブルの元なので、絶対に支払わないようにして下さい。

     

    また見積もり時に請求して来る業者と契約してはいけません。

     

    ただし、大型家具等の搬出・搬入が必要で、引越し先の立地条件や搬入経路の確認を業者に依頼した場合は下見料が発生します。

     

    引越し料金の支払い方法

    引越し料金の支払い方法は2種類のみで、

    • 現金
    • クレジットカード

    支払うタイミングは、当日、業者が作業に入る前に支払います。

    作業が終わった後の後払いの業者もありますが、基本的には先払いです。

     

    また、クレジットカードで支払う場合は、必ず見積もり時点で業者への報告と確認を行ってください。

     

    カードキャッシャーを持ち歩いている訳では無く、手続き等が必要になります。

     

    高い引越し料金を安くする方法は?

    各社の料金を見て高い引越し料金に驚かれる方も少なくはありません。

    ここでは、少しでも安くする方法を簡単に掲載していきます。

     

    混載便やコンテナ便を利用する

     

    長距離輸送を貸し切りトラックで運ぶと軽く10万円を超えてしまいます。

     

    ですので、長距離の引越しなら大量の荷物をまとめて運ぶ混載便や鉄道コンテナ便の利用がお勧めです。

     

    この輸送方法は、人件費も燃料費もカットできるため運賃が節約できるという方法になります。

     

    トラック積み切り便を利用する

     

    近距離では、トラックの大きさを指定して、大型家具や家電のみを業者を運んでもらい、細かい荷物はご自身で運ぶ積み切り便という方法もあります。

     

    業者の見立てでは4tトラックが必要と言われても2tロングを指定して家具や家電のみを運んでもらえば、トラックが小さくなった分費用が安く上がります。

     

    ただし、小物を運べる運搬車両をこちらで用意できることが条件です。

     

    平日や午後便、フリー便を利用する

     

    土日は人気が高く、割増料金も加算されるので料金は割高になってしまいます。

     

    ですので、可能であれば平日での引越しも検討して下さい。

     

    また、引越しは

    • 午前便
    • 午後便
    • フリー便

    と時間指定が出来ますが、午前便は一番高くなるので、荷物量が少ないのであれば、午後便やフリー便の検討をしましょう。

     

    午後便は午前便が終わった後に作業開始で、フリー便は午後便が終わった後の作業開始になります。

     

    時間に融通を利かせられる必要がありますが、料金は格安になるので見積もり時にいくら安くなるのか業者までご確認下さい。

     

    以上、引越し料金を安くする方法を記載しましたが、基本は

    • 荷物量を減らす
    • 複数社で見積もりを取り最安値の業者を探す

    が最も費用を抑えるためには重要なので、面倒がらずに必ず行うようにして下さい!